野球ベア

サスペンデッドゲーム

説明

サスペンデッドゲームは、雨天や照明トラブル、グラウンド状態の悪化、時間制限などの理由により、その日のうちに試合を最後まで消化できないと判断された場合に採用される「一時中断扱い」の試合形式です。通常のノーゲームと異なり、それまでに記録された得点やアウト、打席結果、自責点などの公式記録はすべて有効に残り、後日に設定された続行試合では、中断時点のイニング、アウトカウント、走者配置、打順の状況などをそのまま引き継いで試合が再開されます。これにより、天候や設備トラブルといった外的要因による不公平を減らしつつ、興行や日程の都合にも対応することができますが、続行日には両チームが前回の流れを踏まえた新しい先発や継投策を組み立て直す必要があり、戦略面では別の試合をもう一度戦うような難しさも生じます。観客やメディアにとっても、二日にまたがって完結する特別な試合となるため、続行当日は「中断時の劣勢や優勢をそのまま維持できるか」が大きな見どころとなります。選手個人にとっても、翌日以降に気持ちを切り替え直して中断時の状況へ入り直す必要があるため、試合前の準備やコンディショニングにも独特の難しさが伴う制度と言えます。