ホールド
説明
ホールドは、リードしている場面で中継ぎ投手が登板し、同点や逆転を許さないまま次の投手にマウンドを託した場合に記録される救援投手の評価指標で、セーブが付かない場面での貢献度を可視化するために設けられました。ホールドを得るためには、一定数の打者と対戦し、かつリードを保ったまま降板する必要があり、単にワンポイントで登板してすぐ交代しただけでは条件を満たさない場合もあります。中継ぎ投手は、しばしばビハインドや僅差の場面で登板し、流れを食い止める役割を担いますが、従来は勝ち星やセーブという記録には表れにくく評価が難しいポジションでした。ホールドという指標の普及によって、試合途中の重要な局面で相手の反撃を封じる投手の価値が数字として示されるようになり、契約や表彰の基準としても活用されています。ただし公式記録としての扱いや細かな条件はリーグや大会によって異なることもあり、統計上の比較を行う際には、そのシーズンのルールや集計方法を確認することが重要とされています。それでも、先発と抑えの中間でチームを支える存在に光を当てた指標として定着し、多くの中継ぎ投手がホールド数を一つの目標としてシーズンを戦っています。