野球ベア

打順間違い

読み: ダジュンマチガイ

説明

打順間違いは、事前に審判へ提出された打順表と異なる順番で打者が打席に立ってしまう、あるいは出場資格のない打者が誤って打席に入ってしまうケースを指し、野球規則上は「誤った打者」の問題として扱われます。相手チームがこれに気付き、規定されたタイミングで審判にアピールすれば、本来打つべきだった打者に対するアウトが記録されたり、その打席での出塁や長打が無効とされたりすることがあります。ただし、守備側がアピールを行わないまま次の打者の投球が始まるなどプレーが進行してしまった場合には、その時点での打順が有効とみなされ、後から遡って訂正することはできません。打順間違いは、代打や代走を多用する終盤の場面や、複数ポジションを守れる選手が多いチームで起こりやすく、スコアラーやベンチスタッフの管理ミスが原因となることがほとんどです。プロの試合でも時折発生するため、打順表の管理と確認がいかに重要かを象徴するトラブルと言えます。そのため多くのチームでは、打順表を掲示するホワイトボードやタブレットをベンチ内に置き、攻守交代のたびに指差し確認を行うなど、ヒューマンエラーを減らすための運用上の工夫がなされています。