軟式野球
読み: ナンシキヤキュウ
説明
軟式野球とは、日本で独自に考案・発展した中空のゴム製ボール(軟式球)を使用して行う野球競技です。大正時代に子どもたちが安全に野球を楽しめるよう開発されたのが始まりで、現在では学童(小学生)、中学の部活動、そして全国の草野球社会人チームに至るまで、日本で最も多くの愛好者を誇る国民的スポーツカテゴリーとなっています。硬式球に比べて衝撃吸収性が高く安全である一方、ボールがバットに当たった瞬間に変形して大きく弾むため、打球が高く跳ねる「軟式特有のゴロ」や、独特の打撃技術が求められます。近年では硬式球に近い打感と反発性能を持つ「M号球」「J号球」へとボール規格が進化し、複合バットの普及と相まって高い競技性と迫力あるゲーム展開が楽しめるようになっています。誰でも手軽に生涯スポーツとして続けられる、日本が世界に誇る野球文化です。