野球ベア

劣化曲線

読み: レッカキョクセン

説明

劣化曲線(ディクラインカーブ)とは、プロ野球選手が全盛期(ピーク)を過ぎた後、加齢や勤続疲労によってパフォーマンスがどのようなペースで低下していくかを示した統計モデルです。一般的にはスプリントスピードやバットスイングの速度、直球の球速といった純粋なフィジカル能力から先に衰え始め、その後で選球眼や変化球への対応力、打球の飛距離などが落ちていく傾向が見られます。球団経営において劣化曲線の正確な予測は極めて重要であり、大物選手に対して安易に5年や7年といった超長期の大型契約を与えてしまうと、契約の後半において高額年俸に見合わない成績低下に見舞われ、チームの財政やロースターを圧迫するリスクが生じます。ベテラン選手にとっても、自身の劣化をいかに経験や配球の読み、体のケアでカバーして選手寿命を延ばせるかという真価が問われるフェーズです。