野球ベア

投球数制限

読み: トウキュウスウセイゲン

説明

投球数制限(ピッチカウントリミット)とは、投手の肩や肘の重大な障害・故障を予防し、選手生命を守るために、1試合または一定期間内に投げることができる球数の上限をルールや内規として定める制度です。メジャーリーグ(MLB)やマイナーリーグでは古くから先発・救援ごとに厳格な球数ガイドラインが運用されており、近年では日本の高校野球(甲子園大会および地方予選)でも「1週間で500球以内」という投球数制限が正式に導入されました。また、少年野球や中学野球などの育成年代では、骨や関節の成長期にある子どもたちを守るために、1日50球〜70球以内や連続投球禁止といったより厳しい制限が課されるようになっています。かつて美徳とされた「一人で投げ抜く完投美学」から、複数投手を育成して継投で勝ち上がるチーム作りへの意識改革を促進する、野球界全体の健康管理の根幹をなすルールです。