ルール抗議
読み: ルールコウギ
説明
ルール抗議とは、審判員の下した判定に対して、チームの監督が「公認野球規則の適用や解釈に誤りがある」と主張して説明を求め、判定の是正を申し入れる正式な手続きです。原則として抗議の権利を持つのはチームの監督のみと定められています。ここで極めて重要なのは、「ストライク・ボール」「アウト・セーフ」「フェア・ファウル」といった審判員の肉眼による事実判定(ジャッジ)に対しては抗議することが禁止されている点です。抗議が認められるのは、インフィールドフライの適用条件やボークの規則解釈など、あくまでルールの運用に関する疑義に限られます。規則の適用に誤りがあり審判団がそれを認めない場合、球団は公式に抗議文書を提出する「提訴試合(プロテスト)」の手続きを取ることも可能です。監督が冷静かつ論理的に規則の条文を武器として審判団と対峙する、知的な攻防の一幕です。