公式記録員
読み: コウシキキロクイン
説明
公式記録員とは、プロ野球や公式大会の試合において、バックネット裏の記録席から一球一球のプレーを注視し、公認野球規則に則ってスコアブックをつけ、安打、失策、野手選択、自責点などの判定と記録を司る専門職です。球審がストライクやアウトを判定するように、記録員は打球が「ヒット」か「エラー」か、投手の投球が「暴投(ワイルドピッチ)」か「捕逸(パスボール)」かといった公式記録の帰属を中立的かつ厳正に判定する絶大な権限を持ちます。これらの判定は選手の個人成績(打率、防御率など)や年俸査定、球史に残る大記録の成立に直接関わるため、高度な野球知識、動体視力、瞬時の判断力、そして何より公平無私な姿勢が求められます。試合終了後は速やかに公式記録を取りまとめて報道機関やリーグ事務局へ配信する重責を担っており、プロ野球の長い歴史と膨大な記録の正確性を支え続ける縁の下の力持ちです。