野球ベア

複数年契約

読み: フクスウネンケイヤク

説明

複数年契約とは、プロ野球において選手と球団が単年(1年)ではなく、2年以上の複数年にわたる契約を一度に結ぶ形態のことです。主にチームの中心となる主力選手や、FA権を取得したトップ選手、エースや主砲などを他球団へ流出させないための長期的な囲い込み策として用いられます。選手にとっては、将来的な怪我や一時的なスランプに左右されず長期にわたって安定した身分と高額年俸が保障されるという絶大な安心感があります。一方、球団側にとってもチーム編成の柱を中長期的に確定できるメリットがある反面、選手が大きな故障に見舞われたり加齢によって成績が著しく低下した場合でも高額年俸を支払い続けなければならない「不良債権化」のリスクを背負うことになります。メジャーリーグでは10年を超える超長期契約も珍しくなく、球団の資金力と将来的なリスク管理のバランスが厳しく問われる現代野球の象徴的な契約方法です。