野球ベア

育成選手制度

読み: イクセイセンシュセイド

説明

育成選手制度とは、日本プロ野球(NPB)において、将来有望な若手選手や怪我からの復帰を目指す選手に対して、公式戦(支配下枠)以外の舞台で技術向上と実戦経験の機会を提供する制度です。各球団が保持できる支配下登録の上限(70名)とは別枠で選手を保有できるため、球団はより多くの選手を育成環境に置くことができます。育成選手の背番号は原則として3桁となり、1軍の公式戦には出場できませんが、2軍戦への限定出場や3軍・4軍での実戦を通じて研鑽を積みます。シーズン中に顕著な活躍を見せれば、毎年7月末の移籍期限までに支配下選手へと昇格(2桁背番号への変更)することが可能です。千賀滉大投手や甲斐拓也選手のように、育成ドラフト出身から球界を代表するスターや日本代表、さらにはメジャーリーガーへと駆け上がった成功例も多数生まれています。原石を発掘して時間をかけて育てる球団戦略の要であり、選手にとってもプロへの扉を広げる貴重なチャンスとなっています。