ポスティングシステム
説明
ポスティングシステムとは、日本プロ野球(NPB)に所属する選手が海外FA権を取得する前に、所属球団の承認を得てメジャーリーグ(MLB)球団への移籍を目指す入札制度です。日米間の取り決めに基づき運用されており、選手が申請するとMLBの全球団に対して交渉可能であることが告示されます。契約が成立した場合、獲得したMLB球団から元の所属球団に対して契約規模に応じた譲渡金(ポスティングフィー)が支払われる仕組みとなっています。従来は最高入札額を提示した1球団のみが独占交渉権を得る形式でしたが、制度改定により、現在では選手が希望する複数のMLB球団と自由に条件交渉を行える形に変更されました。選手にとっては全盛期の年齢でメジャー挑戦が叶う大きなメリットがあり、球団にとっても功労者を支援しつつ多額の資金を得て戦力再建に充当できる利点があります。イチロー氏や大谷翔平選手をはじめ多くの日本人トップスターがこの制度を利用して海を渡り、日米野球界の交流と発展に大きく貢献しています。