塁審
読み: ルイシン
説明
塁審(るいしん)は、一塁・二塁・三塁など塁周りの判定を担当する審判で、走者のアウト・セーフ、フォースアウトやタッグの成立、塁の踏み忘れ、打者走者の走路(スリーフットレーン等)の確認などを行います。打球の種類や走者の状況に応じて位置取りを変え、最も見やすい角度から判定できるように動くのが特徴です。例えば一塁の際どいプレーでは、送球、捕球、ベース踏破の順序が重要で、塁審はそれを一瞬で見極めます。近年はビデオ判定で覆ることもありますが、基本は現場の塁審の判定が起点になります。観戦では、塁審がどこに立っているかを見ると、次に起こり得るプレー(盗塁、牽制、併殺など)を予測しやすくなります。塁審は、打球が飛んだ方向や走者の位置に応じて“次に起こるプレー”を予測し、走りながら最適な角度を取りに行きます。特にフォースプレーでは、野手がベースを踏んだ瞬間と捕球の順序、走者がベースに触れたかどうかを同時に見る必要があり、非常に難度が高いです。塁審のジェスチャー(アウト、セーフ、セーフの取り消し等)には意味があり、観戦者はそれを見ることで判定理由を理解しやすくなります。ビデオ判定では、塁審の判定が“場内表示”の基準になるため、その重みは今も変わりません。