野球ベア

wRC+

読み: ダブリューアールシープラス

説明

wRC+(Weighted Runs Created Plus)は、打者がどれだけ得点を生み出したかを、リーグ平均と球場要因で補正して相対評価する指標です。平均を100とし、120なら平均より20%多く得点を創出した、と読みます。wOBAを基礎にしつつ、得点価値へ変換しているため、出塁と長打の両面を反映し、OPS+よりも理論的に得点への結び付きが強いと言われます。球場補正が入るので、打者有利・不利の環境差をならして比較しやすい点も利点です。一方で、算出にはリーグの得点環境や係数が関わるため、年度や算出元が違うと単純比較しにくい場合があります。また“結果”の指標なので、今後の伸びしろや不運を判断するには、打球速度・角度、三振率、四球率などプロセスを併せて見るのが実戦的です。打順や走者状況による偶然をある程度ならし、『この打者がいれば平均よりどれだけ点が増えるか』をイメージしやすいのが強みです。数字が高い打者は、四球で出塁しつつ長打で走者を返すなど、得点過程のどこかで確実に貢献しています。チーム内で役割が違う打者同士を比べるときにも使われます。