先発投手
読み: センパツトウシュ
説明
先発投手は、その試合の最初のイニングからマウンドに立ち、できるだけ長いイニングを投げて試合の土台を作る役割を担う投手のことです。試合開始直後から相手打線と初対戦するため、立ち上がりの制球やボールのキレが重要視され、序盤で大量失点を防ぐことがチーム全体の流れを左右します。理想的には六回から七回程度までを責任イニングとして投げ切り、リードを保ったまま中継ぎ投手やクローザーへバトンを渡すことが期待されますが、球数や失点状況次第では早い回での交代もあり得ます。先発投手は、ローテーションと呼ばれる順番に従って数日ごとに登板するのが一般的で、登板間隔の中で体力回復や投球フォームの調整、次の対戦相手打線の研究などを行います。エースと呼ばれる投手は、その中でも特に信頼されて大一番を任される存在であり、開幕戦や優勝争いの天王山といった重要な試合で先発することが多いです。また、先発投手が長いイニングを安定して投げられるチームほど、中継ぎ陣の負担が軽減され、シーズンを通じた投手運用にも余裕が生まれるため、強いローテーションを組めるかどうかは球団の戦力評価に直結するポイントとなります。